EMF技術情報

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電気(すなわち、直流型の電池または交流型の電力)が使用されているとき、電気と磁界が発生します。交流型(AC)電力であれば、1秒間につき60周期(ヘルツと称される)の交流の極性変化に伴い、磁界が1秒間に120回変動(拡大、決裂)します。AC周波数は60ヘルツしかないので、超低周波数(ELF)の電磁界(EMF)を発します。(「ELF EMF」という用語はここから由来しています。)電界はシールドされていない送電線、金属線、設備、器械類などから発生し、その強度はボルト/メートル(V/m)の単位で測定されます。したがって高電圧伝送回線(230500kV)の下には極めて高い電界が存在し、しばしばぱちぱちという音が聞こえたり、肌で感じ取ったりできます。幸い電界は、金属導管、樹木、建物などといった接地物でシールドすることが可能です。電界と同様、磁界もシールドされていない送電線、金属線、設備、器械類などから発生し、その強度はアンペア/メートル(A/m)の単位で測定され、負荷電流に比例しています。したがって、伝送および配電回線、変圧器、フィーダ、スイッチ装置、暖房などの高電流負荷は高磁界レベルを生み出します。不幸にもシールドが極めて困難である高磁界を人間が感じ取ることは不可能で、人間、建物、大半の金属類に浸透していきます。磁界の露出量はガウスメーター(電磁界測定器)を用いて、ミリガウス(mG1ガウスの1000分の1)の単位で磁束密度として測定されます。科学用語では、ガウス(G)は磁束密度の標準米国単位のことです。米国には磁界が広がっており、人間に対する磁界の露出量は通常ミリガウス(mG)の単位で測定、公開されています。注意点としてヨーロッパにおいては、マイクロテスラという単位(1mG0.1μTに相当)が使用されているということです。最後になりますが、現在一軸と三軸の両方のガウスメーターが市場に出回っています。一軸のガウスメーターは、一方向だけに敏感な磁気プローブ(コイル、フラックスゲートまたはホール効果)がついており、メーターの示度はプローブの向きに依存しています。三軸のガウスメーターは、xyz軸上にある3つに別れた磁気プローブがついており、方向コンポーネントのベクトル合計を電子的に計算し、デジタル読み出しに結果を表示します。“Suggested Reading For More Information on Electromagnetic Fields Guide To Solving AC Power EMF Problems In Commercial Buildings”(「商業建築のAC電源EMF問題を解決する電磁界ガイドの情報を得る参考図書」)は、エンジニア(生物医学、環境、電気、建築、建設など)、保健および安全責任者、建築家、商業衛生士、工業所有地管理者用の実用的な電磁界エンジニアリングリソースです。また、定義と共にEMF原理についてのインストラクション部分、有効な処理方策、磁気シールド理論なども含まれています。電磁界により発生した重大な問題を抱えている方たちには必読の書です。